2018年の個人情報漏えい調査の速報値を公開、漏えい件数が増加に転じる(JNSA) | ScanNetSecurity
2020.08.11(火)

2018年の個人情報漏えい調査の速報値を公開、漏えい件数が増加に転じる(JNSA)

JNSAセキュリティ被害調査WGは、「2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【速報版】」を公開した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
2018年 個人情報漏えいインシデント概要
2018年 個人情報漏えいインシデント概要 全 4 枚 拡大写真
特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)セキュリティ被害調査WGは6月10日、「2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【速報版】」を公開した。この報告書は、新聞やインターネットニュースなどで報道された個人情報漏えいインシデントの情報を集計し、漏えいした組織の業種、漏えい人数、漏えい原因、漏えい経路などの情報の分類、JOモデル(JNSA Damage Operation Model for Individual Information Leak)を用いた想定損害賠償額などを分析した結果をまとめたもの。

速報版によると、2018年の個人情報漏えいインシデントの件数は443件で、2017年(386件)から増加に転じている。漏えい人数は561万3,797人で、2017年(519万8,142人)から微増となっている。業種別では「公務(他に分類されるものを除く)」130件、「教育、学習支援業」101件、「情報通信業」33件の順で多かった。教育、学習支援業は2017年よりほぼ倍増した。

原因では、「紛失・置き忘れ」が118件でもっとも多く、2017年にトップだった「誤操作」109件と入れ替わった。以降、「不正アクセス」90件、「管理ミス」64件と続いた。漏えい媒体・経路では「紙媒体」132件、「インターネット」118件、「電子メール」95件が上位を占めた。上位の順位は変わらないが、件数は全体的に増加している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. やけど虫の駆除方法、体液が皮膚に付いてしまった場合の対策について

    やけど虫の駆除方法、体液が皮膚に付いてしまった場合の対策について

  2. 11拠点のパソコンがEmotet感染、なりすましメールを送信(ネッツトヨタ静岡)

    11拠点のパソコンがEmotet感染、なりすましメールを送信(ネッツトヨタ静岡)

  3. iPhoneに不審なカレンダーなどが表示される報告が相次ぐ(IPA)

    iPhoneに不審なカレンダーなどが表示される報告が相次ぐ(IPA)

  4. IDの登録情報システムに不具合、最大38万件が別ユーザーに上書きされる(ヤフー)

    IDの登録情報システムに不具合、最大38万件が別ユーザーに上書きされる(ヤフー)

  5. サイバー犯罪の検挙件数、2019年は9,542件に(警察庁)

    サイバー犯罪の検挙件数、2019年は9,542件に(警察庁)

  6. 「アカウントを更新できなかった」とする偽Amazonメール(フィッシング対策協議会)

    「アカウントを更新できなかった」とする偽Amazonメール(フィッシング対策協議会)

  7. 不正なログインによりパスワードを無効化したとするAmazon偽メール(フィッシング対策協議会)

    不正なログインによりパスワードを無効化したとするAmazon偽メール(フィッシング対策協議会)

  8. 職員のアカウントを踏み台に1,733名に不審メール送信(LINK-J)

    職員のアカウントを踏み台に1,733名に不審メール送信(LINK-J)

  9. 汚染された Tor ブラウザ、狙われるダークウェブ利用者

    汚染された Tor ブラウザ、狙われるダークウェブ利用者

  10. 決済サービス用コンピュータに不正アクセスし決済情報を偽る、21歳男性を逮捕(三重県警察)

    決済サービス用コンピュータに不正アクセスし決済情報を偽る、21歳男性を逮捕(三重県警察)

ランキングをもっと見る