家庭用IoT機器などを発信元とするアクセスが増加(警察庁) | ScanNetSecurity
2026.07.03(金)

家庭用IoT機器などを発信元とするアクセスが増加(警察庁)

警察庁は、「宛先ポート 5500/TCP、5555/TCP および 60001/TCP に対するMiraiボットの特徴を有するアクセスの増加について」とする注意喚起を「@police」において公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
宛先ポート 5500/TCP 及び 60001/TCP に対する Mirai ボットの特徴を有するアクセス件数の推移(R1.06.01~R1.07.15)
宛先ポート 5500/TCP 及び 60001/TCP に対する Mirai ボットの特徴を有するアクセス件数の推移(R1.06.01~R1.07.15) 全 3 枚 拡大写真
警察庁は7月19日、「宛先ポート 5500/TCP、5555/TCP および 60001/TCP に対するMiraiボットの特徴を有するアクセスの増加について」とする注意喚起を「@police」において公開した。同庁のインターネット定点観測システムでは、2019年6月中旬から宛先ポート 5500/TCPおよび60001/TCP に対するアクセスの増加を観測しているという。

このアクセスは、宛先IPアドレスとTCPシーケンス番号の初期値が一致するMiraiボットの特徴を有しており、宛先ポート 5500/TCP に対するアクセスの多くは、外部サーバから不正プログラムのダウンロードおよび実行を試みるものであった。また、着信元(送信元)IPアドレスは、海外製デジタルビデオレコーダ等のIoT機器のログイン画面が表示されるものであり、これらの脆弱性を悪用していると考えられる。

6月下旬より観測した宛先ポート60001/TCPに対するアクセスは、外部サーバから不正プログラムのダウンロードおよび実行を試みるものであり、不正プログラムに感染した日本国内を含むWi-Fiストレージ製品が、他への感染活動として、宛先ポート60001/TCPに対してアクセスを試みているものと考えられるとしている。5555/TCPへのAndroid Debug Bridge(ADB)のCONNECTメッセージを含むアクセスは6月下旬から増加しており、同様にMiraiボットの特徴を有している。このポートは、スマートテレビ、TV Box等のAndroid搭載機器の一部製品で使用されている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

    日経225構成企業の217社で情報漏えいを確認

  2. 市の男性職員(40代)が住民記録システムを操作して元親族の個人情報を閲覧し懲戒処分に

    市の男性職員(40代)が住民記録システムを操作して元親族の個人情報を閲覧し懲戒処分に

  3. サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

    サイバー犯罪者が犯行現場に残した「セルフィー」1,500 万枚を LLM 分析

  4. セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

    セキュリティインシデント体験ツール「ZANSIN」の構築方法について解説

  5. 現代仏壇に不正アクセス、親会社である株式会社はせがわが保有する個人情報には影響無し

    現代仏壇に不正アクセス、親会社である株式会社はせがわが保有する個人情報には影響無し

ランキングをもっと見る
PageTop