Cylance製品に文字列追加でマルウェア検知を回避される問題(JVN) | ScanNetSecurity
2026.04.29(水)

Cylance製品に文字列追加でマルウェア検知を回避される問題(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Cylanceが提供するAIベースのアンチウイルス製品には、悪性コンテンツを良性なものであると誤認識してしまう問題が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月2日、Cylanceが提供するAIベースのアンチウイルス製品には、悪性コンテンツを良性なものであると誤認識してしまう問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「2019年7月21日より前の状態の Cylance の AI ベースのアンチウイルス製品」には、マルウェアファイルに改変を加えることで、良性であるとCylance 製品が判断するようなファイルを作成することが可能であることが、機械学習アルゴリズムの調査を行った研究グループにより報告された。文字列を末尾に追加するだけで、Dridex、Gh0stRAT、Zeusなどのマルウェアの検知を回避できたという。JVNでは、パッチの適用や、多層防御の考え方を取り入れたシステム構成を呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

  2. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  3. n8n における遠隔からの任意のコード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

    n8n における遠隔からの任意のコード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

  4. 市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

    市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

  5. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

ランキングをもっと見る
PageTop