Microsoft Windows において AppXSvc での設定ファイルの取り扱い不備により任意のファイルのフルアクセス権限が取得可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.03.10(火)

Microsoft Windows において AppXSvc での設定ファイルの取り扱い不備により任意のファイルのフルアクセス権限が取得可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

Microsoft Windows において、任意のファイルのフルアクセス権限を取得することが可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
Microsoft Windows
Microsoft Windows 全 1 枚 拡大写真
◆概要

 Microsoft Windows において、任意のファイルのフルアクセス権限を取得することが可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性を悪用されてしまった場合は、管理者権限でしか操作できないファイルを悪意のあるものに上書きされてしまったり、管理者権限でしか閲覧できないファイルを閲覧されてしまう可能性があります。セキュリティ更新プログラムの適用によって対策してください。

◆分析者コメント

 管理者権限でしか操作できないようなファイルのアクセス権を得ることが可能となる脆弱性ですが、書き換えるファイルによっては管理者権限で任意のコードを実行することが可能であるため、権限昇格に悪用され得る脆弱性です。当該脆弱性を起点にして、管理者権限で任意のコードを実行するエクスプロイトコードもすでに公開されているため、早急な対策を推奨します。

◆深刻度(CVSS)

[CVSS v3]
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-0841&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

[CVSS v2]
7.2
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2019-0841&vector=(AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C)

◆影響を受けるソフトウェア

 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けます。

  - Microsoft Windows 10 Version 1703
  - Microsoft Windows 10 Version 1709
  - Microsoft Windows 10 Version 1803
  - Microsoft Windows 10 Version 1809
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1709
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1803
  - Microsoft Windows Server 2019


◆解説

 Microsoft Windows に、Windows AppX Deployment Service (AppXSvc) によるファイルの検証不備を悪用して、任意のファイルのフルアクセス権限を取得することが可能となる脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  2. 誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

    誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

  3. 第一生命グループ 保険代理店 28 社から出向者 64 名が不適切な情報取得

    第一生命グループ 保険代理店 28 社から出向者 64 名が不適切な情報取得

  4. 東京ガスが BIMI 対応

    東京ガスが BIMI 対応

  5. サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

    サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

ランキングをもっと見る
PageTop