顧客情報ファイル誤送信、再発防止としてシステム導入決定(ボルボ・カー・ジャパン) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

顧客情報ファイル誤送信、再発防止としてシステム導入決定(ボルボ・カー・ジャパン)

ボルボ・カー・ジャパン株式会社は8月8日、同社の直営店「ボルボ・カー虎ノ門」にて顧客の個人情報をメール流出させたことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 2 枚 拡大写真
ボルボ・カー・ジャパン株式会社は8月8日、同社の直営店「ボルボ・カー虎ノ門」にて顧客の個人情報をメール流出させたことが判明したと発表した。

これは同店にて7月18日に、商品情報に関するメールを顧客29名に配信する際に、担当者の誤操作で2,940名の顧客の個人情報が記録されたファイルを添付し送信したというもので、顧客からの連絡により判明した。

流出したのは、ボルボ車を検討している顧客を中心とした2,940名の個人情報(住所、氏名、電話番号、メールアドレスの一部、購入を検討している車種)が記載されたExcelファイル。

同社では、誤送信先の29名の顧客に対し電話と訪問によりファイル削除を依頼、現段階で28名の顧客から削除の同意を得ており、連絡の取れていない1名の顧客についても引き続き削除依頼を続けている。また、個人情報が流出した2,940名の顧客に対しては書面にて謝罪の連絡を行っている。

同社ではメール誤送信を防止するために8月8日より、社外への添付ファイル送信時にファイルの自動暗号化と、上長の承認が必要となるシステムを導入し、再発防止の徹底を図るとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop