近畿地方整備局の保守業務事業者へ標的型メール攻撃、設備資料6件が流出可能性(国土交通省) | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

近畿地方整備局の保守業務事業者へ標的型メール攻撃、設備資料6件が流出可能性(国土交通省)

国土交通省は8月20日、近畿地方整備局の電気通信施設保守業務の受注者である、社会インフラ全般の管理を行う株式会社ケーネスにて情報流出の疑いが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 2 枚 拡大写真
国土交通省は8月20日、近畿地方整備局の電気通信施設保守業務の受注者である、社会インフラ全般の管理を行う株式会社ケーネスにて情報流出の疑いが判明したと発表した。

これはケーネス社にて、標的型攻撃メールを開いたために第三者からの不正アクセスを受け情報流出した可能性があるというもので、8月19日に同社に警視庁から情報流出の疑いの旨の連絡があったと近畿地方整備局に報告があり判明した。

情報流出した可能性のあるファイルの中には、近畿地方整備局の保守・点検に使用する設備に関する資料計6件が含まれているが、個人情報等は含まれていないことを同局で確認済みで、現時点では不正利用された形跡も確認されていない。

同局では、流出した疑いのある情報による不正利用がされないよう対策するとともに、ケーネス社に対しさらなる情報流出を防ぐ対策を実施するよう指示を行った。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

    ネットワーク機器を経由してサーバに侵入 埼玉県商工会連合会にランサムウェア攻撃

  2. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  3. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  4. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  5. ハウステンボスへの不正アクセス、サーバ内のファイルの一部が暗号化

    ハウステンボスへの不正アクセス、サーバ内のファイルの一部が暗号化

ランキングをもっと見る
PageTop