ランサムウェアが前年同期比46%増加、「WannaCry」1位--四半期レポート(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

ランサムウェアが前年同期比46%増加、「WannaCry」1位--四半期レポート(カスペルスキー)

カスペルスキーは、2019年第2四半期(4月~6月)のサイバー脅威レポートを公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
株式会社カスペルスキーは8月29日、2019年第2四半期(4月~6月)のサイバー脅威レポートを公開した。これは、8月19日のKasperskyの発表を基づいたもの。レポートによると、同四半期にランサムウェアによる攻撃を検知したコンピュータは、重複を除き23万2,292台で、前年同期(15万8,921台)から46%増加した。

ランサムウェアの攻撃に遭遇したユニークユーザの割合が高い国の上位は、バングラデシュ(9%)、ウズベキスタン(6%)、モザンビーク(4%)となっている。同四半期にもっとも頻繁に攻撃したランサムウェアファミリーは、依然として「WannaCry」で、同社製品で検知したランサムウェアによる攻撃全体の23.4%を占めた。また、作成者が配布をやめると発表した「GandCrab」が13.8%で2位となっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop