不正アクセスで449名分のカード情報が流出、一部不正利用の可能性も(諏訪田製作所) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

不正アクセスで449名分のカード情報が流出、一部不正利用の可能性も(諏訪田製作所)

園芸用品や家庭用品の製造と販売を行う株式会社諏訪田製作所は9月6日、同社が運営する「SUWADA オンラインショップ」にて第三者からの不正アクセスでクレジットカード情報の流出が判明したと発表した。

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園芸用品や家庭用品の製造と販売を行う株式会社諏訪田製作所は9月6日、同社が運営する「SUWADA オンラインショップ」にて第三者からの不正アクセスでクレジットカード情報の流出が判明したと発表した。

これは4月15日に、「SUWADA オンラインショップ」にて不正アクセスの可能性が疑われ、同日中に全ての運営を停止し第三者調査機関P.C.F.FRONTEO 株式会社による調査を開始、5月31日に調査機関による調査が完了し、同サイトでのカード決済を行った顧客情報の流出が判明し、一部カード情報が不正利用された可能性があることを確認したというもの。

流出した可能性があるのは、「SUWADA オンラインショップ」にて2018年12月21日から2019年4月15日の期間にクレジットカード決済を行った顧客449名分のカード情報(会員名、番号、有効期限、セキュリティコード)。

同社では、7月17日に完了したクレジットカード会社による調査を受け、カード情報が流出した顧客に対し個別に書面で事象報告と謝罪の連絡を行っており、6月28日には監督官庁である個人情報保護委員会に報告を、4月17日に警察当局に報告及び相談済み。

同社では既にカード会社と連携し、流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止対策を行っているが、当該期間に同サイトでカード決済を行い、同社から書面での連絡がない顧客はカードの利用明細に身に覚えのない項目がないか確認するよう呼びかけている。

同社では今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い、再発防止を図っていくとのこと。

《ScanNetSecurity》

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