三井住友銀行を騙るメール、消費税率引き上げも口実に(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

三井住友銀行を騙るメール、消費税率引き上げも口実に(フィッシング対策協議会)

フィッシング対策協議会は、三井住友銀行を騙るフィッシングメールやSMSの報告を受けているとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
確認されたフィッシングメールおよびSMS
確認されたフィッシングメールおよびSMS 全 2 枚 拡大写真
フィッシング対策協議会は9月26日、三井住友銀行を騙るフィッシングメールやSMSの報告を受けているとして、注意喚起を発表した。確認されたフィッシングメールの件名は次の通りで、これ以外の件名が使われている可能性もある。文面は複数確認されており、消費税率引き上げを口実にしているものもあった。

[重要]:お客様の【三井住友銀行の口座】セキュリティ強化、カード・通帳一時利用停止、再開のお手続きの設定してください。
【重要】「三井住友銀行の口座」カード・通帳一時利用停止、再開のお手続きの設定してください。

確認されているフィッシングサイトのURLは以下の通り。これ以外にも多数のドメイン名、URLが確認されている。

・サイトのURL
http://www.smbc●●●●.com/
https://smbc●●●●.com/
https://csmb-●●.jp/
https://scmb●●.jp/

9月26日16時現在、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼している。同協議会では、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるとして注意を呼びかけている。また、このようなフィッシングサイトにて店番号、口座番号、契約者番号、第一暗証、電話番号などの情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

ランキングをもっと見る
PageTop