北区楠支所区民福祉課にて生活保護受給者の個人情報を含む文書を紛失(名古屋市) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

北区楠支所区民福祉課にて生活保護受給者の個人情報を含む文書を紛失(名古屋市)

愛知県名古屋市は10月9日、北区楠支所区民福祉課にて個人情報を含む文書の紛失が判明したと発表した。

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愛知県名古屋市は10月9日、北区楠支所区民福祉課にて個人情報を含む文書の紛失が判明したと発表した。

これは9月20日に、同市の北区楠支所区民福祉課から北区保健福祉センター福祉部民生子ども課へ生活保護受給者69名分の給付要否意見書と添付書類を専用の配送便で送付したという認識であったが、9月25日に返送された当該書類を確認したところ3名分の文書の不足が判明したというもの。北区民生子ども課と楠支所区民福祉課で執務室内を捜索したところ、10月2日に楠支所区民福祉課執務室内で1名分の書類が廃棄予定文書を入れる箱から発見されたが、残り2名分の書類は発見に至っておらず、他の廃棄文書に紛れ誤って廃棄した可能性が推測されるとのこと。

紛失した文章は下記の通り。

・A氏の氏名、年齢、傷病名等の情報を含む、タクシー利用に関する主治医による給付要否意見書及び添付書類
・B氏の氏名、生年月日、主たる病名等の情報を含む、訪問看護利用に関する主治医による給付要否意見書及び添付書類

北区楠支所区民福祉課では、紛失した書類について生活保護の業務上必要であるため作成元の関係医療機関等に再作成を依頼するとともに、A氏とB氏に直接面会して状況説明のうえ謝罪を行った。

楠支所区民福祉課では今後、要否意見書を送付の際は送付する書類の種類と件数について誤りがないか複数職員でのダブルチェックを実施するとともに書類の種類と件数を記載した送付票を同封し、北区にて受領の際に送付票と同封されている書類が合致しているか確認を実施、また文書廃棄時は、他の文書が紛れていないか複数職員でのダブルチェックを実施し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

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