区立中学校宛に送付した「新入学予定者名簿（写）」1校分が紛失（豊島区）

東京都豊島区は10月21日、教育委員会事務局から区立中学校宛に送付した「新入学予定者名簿（写）」等の紛失が判明したと発表した。

これは10月9日午後2時頃に、同区の教育委員会事務局から区立中学校宛に「新入学予定者名簿（写）」等を同区独自の書類等送付の仕組みである庁舎内の文書交換により発送したところ、10月16日午前8時50分頃に区立中学校1校の副校長から教育委員会に問い合わせがあり、「新入学予定者名簿（写）」等が所在不明となっていることが判明したというもの。

紛失したのは区立中学校1校分、288名分の「新入学予定者名簿（写）」等で、就学予定の生徒の氏名、生年月日、保護者氏名、住所等の個人情報が記載されていた。なお、入学手続きに影響はなく、現時点で二次的な被害等は報告されていない。

同区では、紛失判明後に学校内、文書交換室、教育委員会内を探すとともに、当該校以外の全区立学校と文書交換便の送付対象となっている他施設に捜索を依頼、各学校、各施設で捜索するも10月21日時点で発見に至っていない。

同区では今後、当該中学校入学予定者と保護者に電話及び郵送にて謝罪するとともに、個人情報を含む文書の管理と送付方法の抜本的改善に取り組み再発防止に努めるとのこと。