「ゼロフィット公式オンラインショップ」に不正アクセス、3年半分の決済情報が流出(イオンスポーツ) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

「ゼロフィット公式オンラインショップ」に不正アクセス、3年半分の決済情報が流出(イオンスポーツ)

株式会社イオンスポーツは11月14日、同社が運営する「ゼロフィット公式オンラインショップ」にて第三者からの不正アクセスを受けクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 5 枚 拡大写真
株式会社イオンスポーツは11月14日、同社が運営する「ゼロフィット公式オンラインショップ」にて第三者からの不正アクセスを受けクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

これは7月16日に、一部のクレジットカード会社から同社に対し、同サイトを利用した顧客のカード情報の流出懸念の連絡があり同日中にカード決済を停止し、同時に第三者調査機関による調査を開始したところ、9月16日に完了した調査結果にて、同サイトのシステムの一部の脆弱性を突いたことによる第三者の不正アクセスでペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことによるカード情報流出と一部カードの不正利用の可能性が確認されたというもの。

流出したのは2015年1月1日から2018年7月24日の期間中に「ゼロフィット公式オンラインショップ」にカード決済を行った顧客983名のカード情報(名義、番号、有効期限)。

同社では対象の顧客に対し11月14日から、メール及び書状にて説明と謝罪の連絡を個別に行っている。

同社では10月4日に、監督官庁である個人情報保護委員会と所轄警察である兵庫県三木警察署に報告を行っている。

同社では既にカード会社と連携し、流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めているが、顧客に対してもカードの利用明細に身に覚えのない項目がないか確認するよう呼びかけている。

同社では今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い、再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop