別人の介護保険負担割合証を誤って封入し郵送(名古屋市) | ScanNetSecurity
2024.05.05(日)

別人の介護保険負担割合証を誤って封入し郵送(名古屋市)

愛知県名古屋市は12月2日、名古屋市西区北部いきいき支援センターにて利用者の個人情報流出が判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 2 枚 拡大写真
愛知県名古屋市は12月2日、名古屋市西区北部いきいき支援センターにて利用者の個人情報流出が判明したと発表した。

これは11月25日に、同市が同センターの運営を委託している特定非営利活動法人かくれんぼの職員が、A氏へ郵送する封筒の中にB氏の介護保険負担割合証を誤って封入し郵送したというもので、11月28日にA氏の家族が誤送付されたB氏の介護保険負担割合証を持参したため個人情報の流出が発覚した。

A氏の郵送物にB氏の介護保険負担割合証がまとめてクリップ留めされ封筒へ封入されており、郵送物の内容を確認しないまま郵送したことが原因。運営法人のマニュアルでは、個人情報郵送の際は2名以上で送付先と郵送物の内容確認を行うこととなっていたが、2名で送付先の確認のみを行い、郵送物の内容確認を怠っていた。

流出したのはB氏1名分の介護保険負担割合証で、被保険者番号、住所、氏名、生年月日、性別、利用者負担割合が記載されていた。

同センターでは11月28日にA氏の家族に謝罪を行い、翌11月29日に誤送付の経緯を説明、またB氏にも経緯説明と謝罪を行った。

同センターでは今後、個人情報を郵送する際は送付先と郵送物の内容の両方を必ず2名体制で確認し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  4. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  5. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  8. サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

    サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

  9. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  10. 「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」Palo Alto、Cisco、SonicWall、OpenVPN に対応

    「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」Palo Alto、Cisco、SonicWall、OpenVPN に対応

ランキングをもっと見る