オムロン製PLCに複数の脆弱性、対応を呼びかけ(JVN) | ScanNetSecurity
2026.11.07(土)

オムロン製PLCに複数の脆弱性、対応を呼びかけ(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、オムロン製のPLCに複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月13日、オムロン製のPLCに複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.6。

「Omron PLC CS シリーズ」「Omron PLC CJ シリーズ」「Omron PLC NJ シリーズ」の全てのバージョンには、アクセス制限の不備に起因する総当たり攻撃に対する脆弱性(CVE-2019-18261)が存在する。この脆弱性が悪用されると、総当たり攻撃 (Brute force attack) により、FTP機能を使用するための認証情報が遠隔の第三者に取得される可能性がある。

JVNでは、FTP ポート (21) へのアクセスを制限する、IP アドレスを制限する、強固なパスワードを使用するといったワークアラウンドを実施するよう呼びかけている。

また、「Omron PLC CJ シリーズ」「Omron PLC CS シリーズ」の全てのバージョンには、なりすましによる認証回避(CVE-2019-18259)、Capture-replay 攻撃による認証回避(CVE-2019-13533)、外部からの操作制限不備(CVE-2019-18269)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者によって製品の認証が回避され、通信内容が窃取されたり、コマンド実行やロック機能の制御等が行われたりする可能性がある。

JVNでは、FINSポート (9600) へのアクセスを制限する、IP アドレスを制限するといったワークアラウンドを実施するよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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