「いちまさオンラインショップ」に不正アクセス、セキュリティコード含む約300件流出可能性(一正蒲鉾) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

「いちまさオンラインショップ」に不正アクセス、セキュリティコード含む約300件流出可能性(一正蒲鉾)

一正蒲鉾株式会社は2月18日、同社が運営する「いちまさオンラインショップ」にて第三者からの不正アクセスがあり、顧客のクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

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一正蒲鉾株式会社は2月18日、同社が運営する「いちまさオンラインショップ」にて第三者からの不正アクセスがあり、顧客のクレジットカード情報流出の可能性が判明したと発表した。

これは2019年9月9日に、「いちまさオンラインショップ」を利用した顧客のクレジットカード情報の流出懸念に関する情報を同社にて把握し、9月17日に同サイトを停止し第三者調査機関による調査を開始したところ、11月5日に完了した調査結果より、同サイトのシステムの一部の脆弱性を突いた第三者からの不正アクセスでペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことが原因で顧客のカード情報が流出し、一部カード情報が不正利用された可能性を確認したというもの。

カード情報が流出した可能性があるのは、2019年7月1日から9月17日の期間に「いちまさオンラインショップ」にてクレジットカード決済を行った顧客303件のカード情報(番号、名義、有効期限、セキュリティコード)。

同社では対象の顧客に対し、別途メールにて個別に連絡を行う。

なお同社では、2019年11月25日に所轄警察である新潟東警察署に被害申告を行い、11月28日に監督官庁である個人情報保護委員会に報告済み。

同社では既に、カード会社と連携し、流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めているが、顧客に対してもカードの利用明細に身に覚えの無い請求項目が無いか確認するよう呼びかけている。

同社では今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い再発防止を図るとのこと。

《ScanNetSecurity》

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