複数の製品にDLLハイジャックの脆弱性(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

複数の製品にDLLハイジャックの脆弱性(トレンドマイクロ)

トレンドマイクロは、複数の製品でDLLハイジャックの脆弱性を持ったインストールパッケージを利用していることが確認されたと、アラート/アドバイザリ情報を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
影響を受ける製品とバージョン
影響を受ける製品とバージョン 全 1 枚 拡大写真
トレンドマイクロ株式会社は2月17日、複数の製品でDLLハイジャックの脆弱性を持ったインストールパッケージを利用していることが確認されたと、アラート/アドバイザリ情報として発表した。この脆弱性(CVE-2019-14688)は、インストール実行時に潜在的なDLLハイジャック攻撃を受ける可能性があるというもの。なお、権限を持ったユーザのインストール実行時にのみ攻撃が可能で、攻撃者は悪性のDLLをインストーラを実行するローカルフォルダと同じ場所に配置する必要がある。

同社では、影響を受ける製品については、利用しているインストーラを変更するなどの対応を行ったうえで、ダウンロードセンター上に再度公開している。新規にインストールを行う場合には、これらの新しいインストーラを用いることを推奨している。また、同社正規のWebサイトからインストーラを入手して、見知らぬファイルなどが存在しないフォルダ上で実行するよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop