産業用HMI/SCADAソフト「CIMPLICITY」に任意コード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、GE Digitalが提供する産業用 HMI/SCADA ソフトウェア「CIMPLICITY」に不適切な権限管理の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「GE Digital CIMPLICITY v10.0 およびそれ以前」には、保存された任意のJavaScriptを無害化せずに表示する、不適切な権限管理の脆弱性(CVE-2020-6992)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ローカルの第三者によりシステムを変更され、結果として任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
関連記事
-
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)
脆弱性と脅威 -
中国の APT グループによる COVID-19 関連の攻撃が観測 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]
脆弱性と脅威 -
検疫隔離に従わなければ発砲のフィリピン、新型コロナウイルスキャリア追跡アプリ開発(The Register)
国際 -
macOS 向け VMware ソフトウェアにおける SUID 設定の不備により管理者権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)
脆弱性と脅威