持ち込みUSBメモリ等をKIOSK端末等で無害化、34社のアンチウイルスエンジン(FNETS) | ScanNetSecurity
2024.05.05(日)

持ち込みUSBメモリ等をKIOSK端末等で無害化、34社のアンチウイルスエンジン(FNETS)

FNETSは、可搬型記憶媒体(USBメモリ・CD・DVD等)の持ち込みデータに対し、マルウェア検知機能・ファイルの無害化機能により安全なファイルに再構築する「OPSWAT MetaDefender(オプスワット メタディフェンダー)シリーズ」の販売を開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
利用イメージ
利用イメージ 全 3 枚 拡大写真
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(FNETS)は4月13日、可搬型記憶媒体(USBメモリ・CD・DVD等)の持ち込みデータに対し、マルウェア検知機能・ファイルの無害化機能により安全なファイルに再構築する「OPSWAT MetaDefender(オプスワット メタディフェンダー)シリーズ」を同日より販売を開始したと発表した。PCによる導入(1,323,000円から)とKIOSK筐体による導入(3,163,000円から)が可能。2022年度末までに売上3億円を目指す。

最大34社(2020年4月1日時点)のアンチウイルスエンジンを使った高速スキャンにより既知の脅威から保護し、不正コードなどを除去し安全なファイルに再構築するファイル無害化機能により未知の脅威から保護する。特にKIOSK筐体は可搬型記憶媒体を持ち込む利用者自身が筐体に媒体を差し込み、タッチパネルによる直感操作で検疫が行えるため、管理者の負担を軽減できる。

今後は、同製品の販売だけでなく、運用を含めた独自のマネージドサービスを開発し、包括的なサブスクリプションライセンスの販売、また、手のひら静脈認証「FUJITSU生体認証 PalmSecure」を利用した本人認証や、入退室管理システム「Stronguard」との連携を行っていく。さらに、一次代理店となっているA10ネットワークス株式会社の製品をはじめとした他のネットワーク製品と組み合わせたソリューションを拡充。さまざまなシーンでユーザのサイバーセキュリティ対策に貢献していくとしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  5. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  6. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  7. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  8. サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

    サイバーセキュリティ版「天国と地獄」~ サプライヤーへサイバー攻撃、身代金支払いを本体へ請求

  9. 「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」Palo Alto、Cisco、SonicWall、OpenVPN に対応

    「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」Palo Alto、Cisco、SonicWall、OpenVPN に対応

  10. ビッグ・ブラザー2024 ~ 監視カメラと画像分析 その高成長市場と国際動向

    ビッグ・ブラザー2024 ~ 監視カメラと画像分析 その高成長市場と国際動向

ランキングをもっと見る