「Oracle WebLogic Server」の脆弱性に対する複数の実証コードを確認(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

「Oracle WebLogic Server」の脆弱性に対する複数の実証コードを確認(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、「Oracle WebLogic Server の脆弱性に関する注意喚起」を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月1日、「Oracle WebLogic Server の脆弱性に関する注意喚起」を発表した。これはOracle社が顧客に対して「Security Notification (Doc ID 2664856.1)」を発行したことを受けたもの。

Oracle社では、同社が2020年4月14日(現地時間)にリリースした「2020年4月のクリティカルアップデート」により修正した脆弱性について、複数の実証コードを確認しているとして、アップデートの適用を呼びかけている。特に、CVE-2020-2883の脆弱性は認証されていない攻撃者にネットワークへアクセスされる可能性があるため、注意を呼びかけている。

対象となる製品およびバージョンは次の通り。

・Oracle WebLogic Server 12.2.1.4.0
・Oracle WebLogic Server 12.2.1.3.0
・Oracle WebLogic Server 12.1.3.0.0
・Oracle WebLogic Server 10.3.6.0.0

なお、製品をアップデートした場合に、対象製品を利用する他のアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性があるため、利用するアプリケーションへの影響を考慮した上で、更新を行うよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop