Microsoft Windows の ws2ifsl.sys における Use-After-Free により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.05.16(土)

Microsoft Windows の ws2ifsl.sys における Use-After-Free により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2019 年 9 月に公開された Windows の脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
Microsoft Windows
Microsoft Windows 全 1 枚 拡大写真
◆概要

 2019 年 9 月に公開された Windows の脆弱性に対するエクスプロイトコードが公開されています。脆弱性の悪用により、侵入に成功した Windows OS の管理者権限が奪取可能となる脆弱性です。セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆分析者コメント

 脆弱性を悪用して権限昇格するには、OS によりパラメータの調整が必要となる脆弱性です。公開されているエクスプロイトコードは Windows 10 Version 1903 にのみ対応していますが、脆弱性の影響を受ける範囲が広い脆弱性であるため、セキュリティ更新プログラムの適用による対策を推奨します。

◆深刻度(CVSS)

[CVSS v3.1]
7.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-1215&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア

 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けます。

  - Microsoft Windows 10
  - Microsoft Windows 10 Version 1607
  - Microsoft Windows 10 Version 1703
  - Microsoft Windows 10 Version 1709
  - Microsoft Windows 10 Version 1803
  - Microsoft Windows 10 Version 1809
  - Microsoft Windows 10 Version 1903
  - Microsoft Windows 7 SP1
  - Microsoft Windows 8.1
  - Microsoft Windows RT 8.1
  - Microsoft Windows Server 2008 SP2
  - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 itanium
  - Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 x64
  - Microsoft Windows Server 2012
  - Microsoft Windows Server 2012 R2
  - Microsoft Windows Server 2016
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1803
  - Microsoft Windows Server 2016 Version 1903
  - Microsoft Windows Server 2019


◆解説

 Microsoft Windows のソケット機能が実装されているカーネルドライバである ws2ifsl.sys に、ログオンに成功した OS で管理者権限が奪取可能となる脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

    マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

  2. あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

    あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

  3. 【新技術レポート】標的型メール攻撃に対する新しい防御のしくみ-富士通社員10万人が使う誤送信ソリューションを拡張

    【新技術レポート】標的型メール攻撃に対する新しい防御のしくみ-富士通社員10万人が使う誤送信ソリューションを拡張

  4. 【インタビュー】「日本を守らないと」、標的型サイバー攻撃に取り組む危機感(ソリトンシステムズ)

    【インタビュー】「日本を守らないと」、標的型サイバー攻撃に取り組む危機感(ソリトンシステムズ)

  5. 未承認端末の検出・即時遮断製品と「Firebox」を連携(ウォッチガード、SecuLynx)

    未承認端末の検出・即時遮断製品と「Firebox」を連携(ウォッチガード、SecuLynx)

ランキングをもっと見る
PageTop