Webサイトに不正アクセス、個人情報含むサーバ内の全データが削除(韓国農水産食品流通公社)
韓国農水産食品流通公社日本地域本部は8月28日、同社Webサイトへの不正アクセスが判明したと発表した。
インシデント・事故
インシデント・情報漏えい

これは8月24日午前10時54分に、韓国農水産食品流通公社日本地域本部公式ホームページ(https://www.atcenter.or.jp/)に同社社員がアクセスできない旨を認知し運営会社へ問い合わせたところ、午前11時41分にサーバ上のデータが削除されていることが発覚したというもの。事実関係を調査したところ同サイトに不正アクセスの形跡があった。
削除されたのは、閲覧可能であった韓国農水産食品流通公社日本地域本部公式ホームページ内全てのデータと、同サイトに登録されていた顧客名、電話番号、メールアドレス、パスワードを含む個人会員やビジネス会員情報。なお、サーバ内の情報はすべてSSLにより暗号化されていた。
同社ではサーバ会社へ問い合わせし、サーバ内の情報について確認するとともにアクセスログの確認を依頼、また8月27日には四谷警察署に相談を行っている。
同社では、個人情報が削除された顧客に対しサーバ内のデータが全て削除されたために連絡が出来ない状態となっており、同サイトから顧客に他社サービスで同一のパスワードを使用している場合は変更するよう注意を呼びかけている。
《ScanNetSecurity》
関連記事
この記事の写真
/
関連リンク
特集
アクセスランキング
-
世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男PR
-
カプコンへのランサムウェア攻撃、新たに16,406人の情報流出を確認
-
神奈川県と富士通リースがHDD盗難のクリスマス和解 ~ 賠償 4,097 万円 再発防止策差し引き和解金 2,369 万円で合意
-
kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出
-
#NoMoreFake 第3回「ファクトチェック」
-
ソフトバンク元社員 不正競争防止法違反容疑で逮捕、楽天モバイルに技術情報持ち出し疑い
-
一体どうバランスを取るか? 高度なサイバー攻撃対策 & 日々のセキュリティ運用PR
-
マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み
-
東京海上日動と連携、Microsoft Azureの障害やサイバー攻撃を補償
-
IDC予測、2024年までのセキュリティ製品サービス市場規模