メール受信サーバのDMARC対応促進「DMARC/25 Reporter」を無償提供 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

メール受信サーバのDMARC対応促進「DMARC/25 Reporter」を無償提供

株式会社TwoFiveは11月10日、なりすましメール対策の送信ドメイン認証DMARCの認証結果レポート作成サービス「DMARC/25 Reporter」を同日から無償提供開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「DMARC/25 Reporter」の仕組み
「DMARC/25 Reporter」の仕組み 全 1 枚 拡大写真
株式会社TwoFiveは11月10日、なりすましメール対策の送信ドメイン認証DMARCの認証結果レポート作成サービス「DMARC/25 Reporter」を同日から無償提供開始した。

「DMARC」は「Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance」の略で、認証だけでなく、受信メールサーバ側からのDMARC認証結果レポートが重要となるが、送信メールサーバ側のDMARC対応に比べ、受信メールサーバ側はDMARC対応が進んでおらず、その効果が最大化されていないのが現状だ。

同社が提供する「DMARC/25 Reporter」は、受信メールサーバにDMARCレポート作成機能がなくても、DMARC認証結果レポートを送信可能にするクラウドサービスで、受信メールサーバ側のDMARC対応を促進し、メッセージングに関わる企業や団体のなりすまし撲滅サイクル強化に寄与する。

「DMARC/25 Reporter」は、利用者が同ソフトウェアを受信メールサーバにインストールすることで、TwoFive社が管理するクラウド環境「DMARC/25 Reporter」に認証結果データが定期的に転送され、自社で認証結果データ蓄積用のデータベースを用意する必要が無く、「DMARC/25 Reporter」から送信元のドメイン管理者宛てに、DMARCレポートとして一定の間隔で送信される。利用者は「DMARC/25 Reporter」に蓄積された認証結果データやレポート送信状況などをWeb UIで確認可能となる。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

    アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

ランキングをもっと見る
PageTop