「Peatix」に不正アクセス、最大677万件のユーザー情報流出 | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「Peatix」に不正アクセス、最大677万件のユーザー情報流出

イベント管理アプリ「Peatix」を提供するPeatix Inc.は11月17日、同社が運営する「Peatix(https://peatix.com/)」に第三者からの不正アクセスがあり、顧客の個人情報が不正に引き出されたことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 4 枚 拡大写真
イベント管理アプリ「Peatix」を提供するPeatix Inc.は11月17日、同社が運営する「Peatix(https://peatix.com/)」に第三者からの不正アクセスがあり、顧客の個人情報が不正に引き出されたことが判明したと発表した。

これは11月9日に、同社保有の顧客の個人情報が引き出されている可能性があることを認識し、外部の調査機関による調査を行ったところ、10月16日から17日にかけて発生した不正アクセスが原因で、顧客の個人情報が引き出された事実が判明したというもの。

流出した可能性があるのは、最大677万件の氏名、メールアドレス、暗号化されたパスワード等を含む顧客情報。なお、クレジットカード情報や金融機関口座情報などの決済関連情報、ならびにイベント参加履歴、参加者向けのアンケートフォーム機能で取得したデータ、住所、電話番号等の情報が引き出された事実は確認されていない。

同社では、不正アクセスの経路を遮断しセキュリティを強化した上で11月15日に全パスワードをリセット、顧客に対してはPeatixで利用していたパスワードと同一のものを他社サービスでも使い回していた場合は、念のために変更するよう呼びかけている。

同社では11月18日に、Peatix利用ユーザーに対し「[重要] 弊社が運営するPeatixへの不正アクセス事象に関するお詫びとお知らせ」という件名でメール連絡を行っている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  4. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  5. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  6. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  7. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  8. UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

    UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

  9. 「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

    「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る