「これまでPPAP推奨したことはない」旨をプライバシーマークのJIPDECが明言 | ScanNetSecurity
2021.01.21(木)

「これまでPPAP推奨したことはない」旨をプライバシーマークのJIPDECが明言

一般財団法人日本情報経済社会推進協議会(JIPDEC)は11月18日、個人情報を含むファイル等のメール送信時に、ファイルをパスワード設定で暗号化して添付し、そのパスワードを別メールで送信する行為について、JIPDECは推奨していないと明言した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
一般財団法人日本情報経済社会推進協会
一般財団法人日本情報経済社会推進協会 全 1 枚 拡大写真
一般財団法人日本情報経済社会推進協議会(JIPDEC)は11月18日、個人情報を含むファイル等のメール送信時に、ファイルをパスワード設定で暗号化して添付し、そのパスワードを別メールで送信する行為について、JIPDECは推奨していないと明言した。

メールの添付ファイルの「安全な」送信手法のひとつが「パスワード付きZIPファイルとパスワードの別送信」であると考えられ、日本のビジネスパーソンに深く愛され広く普及してきたが、一方で世界のどこにも見かけない日本の奇習とされ「PPAP」などと揶揄されてきた。

JIPDECによれば、メールの誤送信等による個人情報の漏えいを防げないこと等の理由より、プライバシーマーク制度でも従来から推奨しておらず、プライバシーマーク付与事業者は、個人情報を含むファイルをメールで送受信する場合は、送信先や取り扱う情報等を踏まえ、リスク分析を行ったうえで、必要かつ適切な安全管理措置を講じるよう求めている。

11月17日に、平井卓也デジタル改革担当相は定例会見で、中央省庁の職員が文書などのデータをメール送信する際に使うパスワード付きzipファイルを廃止する方針であると明らかにしたばかり。その翌日だからJIPDECのフットワークは存外軽い。現在、メールの添付ファイルの安全な送信手法は、政府の意見募集サイト「デジタル改革アイデアボックス」でも意見が交わされている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男

    世界ではじめて脆弱性診断士資格「セキュリスト(SecuriST)」を作った三人の男PR

  2. カプコンへのランサムウェア攻撃、新たに16,406人の情報流出を確認

    カプコンへのランサムウェア攻撃、新たに16,406人の情報流出を確認

  3. 神奈川県と富士通リースがHDD盗難のクリスマス和解 ~ 賠償 4,097 万円 再発防止策差し引き和解金 2,369 万円で合意

    神奈川県と富士通リースがHDD盗難のクリスマス和解 ~ 賠償 4,097 万円 再発防止策差し引き和解金 2,369 万円で合意

  4. kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出

    kintoneに連携「kMailer」で不具合、送信ログとして別顧客の情報が流出

  5. 一体どうバランスを取るか?  高度なサイバー攻撃対策 & 日々のセキュリティ運用

    一体どうバランスを取るか? 高度なサイバー攻撃対策 & 日々のセキュリティ運用PR

  6. ソフトバンク元社員 不正競争防止法違反容疑で逮捕、楽天モバイルに技術情報持ち出し疑い

    ソフトバンク元社員 不正競争防止法違反容疑で逮捕、楽天モバイルに技術情報持ち出し疑い

  7. #NoMoreFake 第3回「ファクトチェック」

    #NoMoreFake 第3回「ファクトチェック」

  8. マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み

    マイクロソフトが1月のセキュリティ情報を公開、一部脆弱性については悪用の事実を確認済み

  9. Sysinternals Suite PsExec において名前付きパイプのハイジャックによりSYSTEM 権限が奪取可能となる手法(Scan Tech Report)

    Sysinternals Suite PsExec において名前付きパイプのハイジャックによりSYSTEM 権限が奪取可能となる手法(Scan Tech Report)

  10. IDC予測、2024年までのセキュリティ製品サービス市場規模

    IDC予測、2024年までのセキュリティ製品サービス市場規模

ランキングをもっと見る