MSセキュリティ関連事業収益好調、前年比40%増100億ドル突破
日本マイクロソフト株式会社は1月29日、同社のセキュリティ関連事業収益が前年比40%以上増加し、100億ドルを上回ったと発表した。
製品・サービス・業界動向
業界動向
同社は120カ国で40 万社以上の顧客のセキュリティを支援し、Fortune 100 企業のうちの90社が同社のセキュリティ、コンプライアンス、アイデンティティ、管理ソリューションを4種以上採用し、同社のセキュリティビジネスの過去12カ月間の収益が前年比40%以上増加の100億ドルを達成した。同社ではこれから、効果的な保護に不可欠な要素であり、堅牢な組織の基盤であり、セキュリティの未来であると考える真の意味のゼロトラストマインドセットの構築を重要視するとのこと。
同社は、同社のセキュリティ上の2つの強力な武器として「統合的アプローチ」「強力な AI と自動化のテクノロジ」があり、同社ではセキュリティ、コンプライアンス、アイデンティティ、システム管理を1つのものとして扱い、セキュリティをあらゆる角度から捉えている。セキュリティの世界では縦割り型の状況は攻撃を招き、リスク管理における重要要素を1つにまとめ単なるスイート製品とするだけでなく、あらゆるクラウドとプラットフォーム上で、個別の状況に合わせて課題を解決するアプローチを行っている企業は同社以外に無いとしている。
同社では、アイデンティティとアクセス管理、エンドポイント・メール・アプリケーションのセキュリティからデータ保護、クラウドセキュリティ、SIEM (Security Information and Event Management) まで、セキュリティの中核的要素に対し総合的に対応できる位置にあり、企業文化に深く根付いた真の意味でエンドツーエンドのアプローチを採用している。
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》