Movable Typeに複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月24日、Movable Typeにおける複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
・CVE-2021-20663、CVE-2021-20664
Movable Type 7 r.4705 およびそれ以前 (Movable Type 7系)
Movable Type Advanced 7 r.4705 およびそれ以前 (Movable Type Advanced 7系)
Movable Type 6.7.5 およびそれ以前 (Movable Type 6.7系)
Movable Type Premium 1.39 およびそれ以前
Movable Type Premium Advanced 1.39 およびそれ以前
・CVE-2021-20665
Movable Type 7 r.4705 およびそれ以前 (Movable Type 7系)
Movable Type Advanced 7 r.4705 およびそれ以前 (Movable Type Advanced 7系)
Movable Type Premium 1.39 およびそれ以前
Movable Type Premium Advanced 1.39 およびそれ以前
JVNによると、シックス・アパート株式会社が提供する Movable Type には、ロール権限設定機能画面におけるクロスサイトスクリプティング(CVE-2021-20663)、アイテム登録画面におけるクロスサイトスクリプティング(CVE-2021-20664)、コンテンツフィールドのアイテム追加画面におけるクロスサイトスクリプティング(CVE-2021-20665)の脆弱性が存在し、当該製品にログインした状態のユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう注意を呼びかけている。
《ScanNetSecurity》