日経225企業の75%がドメインなりすまし未対策、ProofPoint 調査 | ScanNetSecurity
2026.05.16(土)

日経225企業の75%がドメインなりすまし未対策、ProofPoint 調査

日本プルーフポイント株式会社は3月1日、Eメールの安全性に関して分析を行い、日本における現状と課題、考察をまとめ発表した。同社では2021年2月、日経225企業および日本の1府12省庁におけるEメール認証の調査結果を実施している。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
日経225企業におけるDMARC導入状況
日経225企業におけるDMARC導入状況 全 1 枚 拡大写真
日本プルーフポイント株式会社は3月1日、Eメールの安全性に関して分析を行い、日本における現状と課題、考察をまとめ発表した。同社では2021年2月、日経225企業および日本の1府12省庁におけるEメール認証の調査結果を実施している。

同社の調査によると、日経225企業の4社に1社(25%)しかDMARC認証を設定しておらず、75%がドメインのなりすまし詐欺への対策ができていないことが判明、またDMARCの実績がある企業で、DMARCのRejectポリシーを導入しているのは日経225社全体のうちわずか7社(3%)であった。日経225企業におけるDMARC導入率の25%、Rejectポリシー導入率の3%は、Forbes Global 2000における導入率54%、Rejectポリシー導入率16%と比べ、はるかに低い結果となった。

また、日本政府の1府12省庁のうち、DMARC認証を導入しているのはわずか3省庁で、DMARCのRejectポリシーを設定しているのは1省庁のみ、3省庁のうち2省庁は不正トラフィックを監視するのみで、日本国民に届く詐欺メールを積極的にブロックしていない事実が明らかになった。内閣府や警察庁、消費者庁、金融庁のドメインを分析した結果、いずれもなりすまし対策が実施されておらず、これらの機関になりすました詐欺メールが日本国民に届くのを防げていないと指摘している。

同社では調査結果に対し「(前略)日本のDMARC対応がなかなかすすまない理由は、そもそもこの認証について知らないという理由のほかに、縦割り組織が影響している可能性があります。」と考察している。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

    あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

  2. ファイルが暗号化されておりランサムウェアである可能性が高い ~ オーミケンシへのサイバー攻撃によるシステム障害

    ファイルが暗号化されておりランサムウェアである可能性が高い ~ オーミケンシへのサイバー攻撃によるシステム障害

  3. 2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

    2りんかんイエローハットに不正アクセス、「2りんかんアプリ」で個人情報漏えいの可能性

  4. 東京精密の米国グループ会社にランサムウェア攻撃

    東京精密の米国グループ会社にランサムウェア攻撃

  5. 底なしのウサギの穴で発見したもの ~ 農業用トラクターから見えた IoT セキュリティの構造的問題

    底なしのウサギの穴で発見したもの ~ 農業用トラクターから見えた IoT セキュリティの構造的問題

ランキングをもっと見る
PageTop