IBMが考えるクラウドセキュリティ5つの必須条件2021年版
日本アイ・ビー・エム株式会社は4月9日、「2021年版クラウド・セキュリティーに求められる5つの必須条件」を同社ブログで公開した。
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同社では、多くの企業にとってセキュリティとコンプライアンスの主要要件に対応することは大きな負担であるが、避けては通れない大きな課題であるとし、クラウドの構成ミスに加えて、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドに関する最重要課題として以下を挙げている。
・クラウド対応のセキュリティ戦略を確立すること
・スキル要件の高まりに伴う経験と専門知識が不十分であること
・コンプライアンス要件への対応が必須であること
・可視性と脅威管理の一元化が求められていること
・増える一方の新しいツールやテクノロジーにより負荷も増加していること
・プライベート・パブリック環境全体でのセキュリティ・ポリシーの維持が必要であること
IBM本社では3月24日、ハイブリッドクラウド・セキュリティの簡素化に役立つ新しい拡張サービスを発表しており、本ブログではクラウド・セキュリティ・プログラムを効果的に展開するために、次の5つの新しい拡張サービスの活用を推奨している。
1. クラウド・ガバナンスと戦略
2.クラウドネイティブ・セキュリティー
3.クラウド・セキュリティー・ポスチャー管理
4.クラウド・ワークロードとコンテナ・セキュリティー
5.DevSecOpsとアプリケーション・セキュリティー
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》