HENNGEの情シス対象調査、多要素認証の導入が半数超える
HENNGE株式会社は7月6日、企業におけるテレワークとパスワードに関する調査を実施し、その結果を公表した。
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「テレワークとパスワードに関する企業調査」は、従業員数100名以上の企業で情報システム部門に従事する担当者を対象に、6月17日から6月18日にかけてインターネット調査を実施、500の有効回答を得た。
同調査では、テレワーク実施企業での業務システムにアクセスする環境について質問したところ、下記の回答があった。
VPN方式:46.3%
リモートデスクトップ方式:23.9%
仮想デスクトップ方式:15.9%
クラウドサービス方式:4.1%
セキュアブラウザ方式:3.1%
スタンドアロン方式:1.3%
外部から業務システムにアクセスできない:4.4%
その他:1.0%
また、テレワーク実施企業での業務システムにログインする際にID・パスワードに加えて多要素認証を利用するか質問したところ、「利用している」が54.2%と半数を超えたものの、「利用していない」が33.2%、「わからない」が12.6%という結果となった。また、多要素認証への不満点について質問したところ「特になし」が47.9%で半数近くあるも、「多要素認証の入力作業が面倒」28.9%、「ログインするまでに時間がかかる」27%、「認証ツールの持ち運びが面倒」13.7%などが挙げられた。
《ScanNetSecurity》