トレンドマイクロとMIHが協業、EV向けセキュリティフレームワークを共同開発 | ScanNetSecurity
2026.05.26(火)

トレンドマイクロとMIHが協業、EV向けセキュリティフレームワークを共同開発

トレンドマイクロ株式会社は11月15日、鴻海科技集団が主導する電気自動車向けオープンプラットフォームの普及と業界連携を目的としたアライアンス「MIHコンソーシアム」との合意に基づき、EV向けのセキュリティフレームワークの共同開発に着手したことを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 トレンドマイクロ株式会社は11月15日、鴻海科技集団(Foxconn Technology Group)が主導する電気自動車向けオープンプラットフォームの普及と業界連携を目的としたアライアンス「MIHコンソーシアム」との合意に基づき、EV向けのセキュリティフレームワークの共同開発に着手したことを発表した。

 このセキュリティフレームワークには、セキュリティ機能だけでなくサイバーセキュリティ上の安全性の高い自動車の仕様や運用のためのシステムも含まれる。このフレームワークで、車載ネットワークの侵入検出やシステム保護、インターネットからの脅威を防御する。

 トレンドマイクロとMIHの協業で、トレンドマイクロの自動車のサイバーセキュリティに関する知見とMIHのEVの設計や制御に関する知識を組み合わせ、「セキュリティバイデザイン」の考え方に基づくセキュリティフレームワークの開発が行われ、データが安全に送受信されるソフトウェア環境の提供に加え、便利で安全な認証を備えた開発環境が、EVKitとして開発者に提供される。

 トレンドマイクロとMIHが提供するEVKit向け車載セキュリティソフトウェアアーキテクチャには、下記が含まれる。

・EVKitのセキュリティアーキテクチャとインターフェイス開発を支援し、安全な車載ソフトウェアの実行環境を提供、車両からクラウドへ送信されるデータの保護や安全なデータアクセス、ID認証を保護する

・クラウド上でのID認証で、ビッグデータの管理とアクセス及びストレージ機能を提供する。

・EVKitの情報セキュリティ機能へインターフェイスを提供することで、OEM及びサードパーティは開発したアプリケーションをこのオープンプラットフォームに統合し、UN-R155のような自動車向けサイバーセキュリティの規制に対する準拠を支援する。

・UN-R156のような自動車向けソフトウェア・アップデートの規制への準拠を支援するため、フルビークル向けの安全なFOTAエンジンを開発・提供する。

・侵入検知システム(IDS)、AIベースの異常検出、異常通信検出など、EVKitにプロアクティブなソフトウェアセキュリティ保護メカニズムを提供する。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 最終出社日(春分の日前日)の夜にクラウドから取引先個人情報ダウンロード 翌営業日検知し面談 事実と認める

    最終出社日(春分の日前日)の夜にクラウドから取引先個人情報ダウンロード 翌営業日検知し面談 事実と認める

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃、約 36.5 万件の顧客情報が漏えいした可能性

    エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃、約 36.5 万件の顧客情報が漏えいした可能性

  4. 新日本検定協会のランサムウェア被害、東京海上日動火災保険の顧客情報漏えいの可能性

    新日本検定協会のランサムウェア被害、東京海上日動火災保険の顧客情報漏えいの可能性

  5. フィーチャへのランサムウェア攻撃、ファイル転送ツールを用いて攻撃者管理の OneDrive に送信

    フィーチャへのランサムウェア攻撃、ファイル転送ツールを用いて攻撃者管理の OneDrive に送信

ランキングをもっと見る
PageTop