baserCMS に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

baserCMS に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月26日、baserCMS における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月26日、baserCMS における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社NTT-MEの赤木悠祐氏とSoterITSecurityのDaniele Scanu氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

baserCMS 4.5.4 より前のバージョン

 baserCMSユーザー会が提供する baserCMS には、OS コマンドインジェクション(CVE-2021-41243)とDB レストアにおける任意のコードをアップロード可能な脆弱性(CVE-2021-41279)が存在し、想定される影響は各脆弱性により異なるが、当該製品にサイト運営者権限でログイン可能なユーザによって、任意の OS コマンドを実行される(CVE-2021-41243)、不正なコードをアップロードされ任意のコードを実行される(CVE-2021-41279)可能性がある。

 当該脆弱性は、baserCMS 4.5.4 で修正されており、JVNでは最新版へのアップデートを呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  2. 感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

    感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  5. 任天堂「隠しコントロールパネル」ハック脅威を軽視〜Miiverse管理委員会、ただのモックアップ、マリオ語る(The Register)

    任天堂「隠しコントロールパネル」ハック脅威を軽視〜Miiverse管理委員会、ただのモックアップ、マリオ語る(The Register)

ランキングをもっと見る
PageTop