サイバー攻撃被害組織が「お詫び」「謝罪」、JPCERT/CCが情報共有の論点整理と提言 | ScanNetSecurity
2026.01.05(月)

サイバー攻撃被害組織が「お詫び」「謝罪」、JPCERT/CCが情報共有の論点整理と提言

一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月21日、4月20日に総務省、経済産業省、警察庁、NISCの連名で公表した「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会の開催について」の検討に際し行った論点整理や提言について発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向

 一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月21日、4月20日に総務省、経済産業省、警察庁、NISCの連名で公表された「サイバー攻撃被害に係る情報の共有・公表ガイダンス検討会の開催について」の検討に際し行った論点整理や提言について、ブログ「JPCERT/CC Eyes」で発表した。JPCERT/CCは同検討会で、各省庁とともに事務局を担当する予定。

 サイバー攻撃の被害組織がプレスリリースを出す場合は、個人情報や営業秘密の漏えい、オンラインサービスの停止等で利用者や取引先に二次被害が及ぶこともあり、「お詫び」等の謝罪の言葉が用いられているが、その一方で、専門組織がサイバー攻撃を分析し対策を練るために、被害現場からの技術情報が必要不可欠で、被害組織は協力組織でもあるとJPCERT/CCは指摘している。

 JPCERT/CCでは、被害組織はインシデント対応現場で複数の立場・役割が混在する状況に立たされているが、サイバー攻撃の被害組織を保護しながら、どのように社会全体でサイバー攻撃に対処するか、被害情報の「共有」と「公表」という観点で整理が必要と言及している。

 JPCERT/CCはこれまで明文化されていなかった、攻撃方法を示す「技術情報」と被害を示す「コンテクスト情報」を切り分け、被害組織の特定に結び付かない情報の早期共有を目指すアプローチを、2020年度総務省調査研究事業の報告書で提案している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. リモートアクセス用公開サーバが起点となり管理者権限を取得された可能性 ~ サカタのタネへの不正アクセス

    リモートアクセス用公開サーバが起点となり管理者権限を取得された可能性 ~ サカタのタネへの不正アクセス

  2. 通販サイトには影響なし ~ 47CLUB にランサムウェア攻撃

    通販サイトには影響なし ~ 47CLUB にランサムウェア攻撃

  3. 不正アクセスで半年超 仮設ページによる運用 ~ 日本体操協会公式ホームページ 2026 年 1 月下旬リニューアルオープン

    不正アクセスで半年超 仮設ページによる運用 ~ 日本体操協会公式ホームページ 2026 年 1 月下旬リニューアルオープン

  4. 複数の Fortinet 製品に暗号署名の不適切な検証の脆弱性

    複数の Fortinet 製品に暗号署名の不適切な検証の脆弱性

  5. 海外からクラウドサーバへの RDP 接続で侵入 ~ ウエットマスターへのランサムウェア攻撃

    海外からクラウドサーバへの RDP 接続で侵入 ~ ウエットマスターへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop