マルウェアや標的型攻撃への対策状況を明らかに、ガートナー調査 | ScanNetSecurity
2022.08.15(月)

マルウェアや標的型攻撃への対策状況を明らかに、ガートナー調査

 ガートナージャパン株式会社は6月22日、国内のマルウェアや標的型攻撃への対策状況に関する調査結果と注目すべきトレンドを発表した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
図1. マルウェアや標的型攻撃への対策の状況 (国内) 2022年
図1. マルウェアや標的型攻撃への対策の状況 (国内) 2022年 全 1 枚 拡大写真

 ガートナージャパン株式会社は6月22日、国内のマルウェアや標的型攻撃への対策状況に関する調査結果と注目すべきトレンドを発表した。

 同調査では、国内の従業員500人以上の組織でセキュリティ領域における製品、ソリューション、サービスの導入や選定に決裁権がある、または関与している担当者、セキュリティ戦略に関与している担当者を対象に実施し、412社の有効回答を得ている。

 同調査で、「マルウェアや標的型攻撃への対策の実施状況」について尋ねたところ、各対策に「実施済み」と回答した企業の割合は図1の通りであった。

 ガートナージャパンのアナリストでバイス プレジデントの礒田優一氏は「(前略)『実施済み』と回答した企業の割合が高い対策の中で、自社が取り組んでいないものがあれば、その対策の優先度を上げて取り組みを進めるなど、自社の状況に合わせた議論が必要(攻略)」とコメントしている。

 また同社では、マルウェアや標的型攻撃に関連する特に注目すべきトレンドとして、海外拠点の弱点を突いた攻撃の増加や、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえたサイバー空間での脅威の高まりによる深刻なランサムウェアのインシデント、一度沈静化したEmotetの感染再拡大による被害の急増を挙げ、エンドポイントの対策のみではなく、攻撃フェーズに沿った多段階の対策の強化を急ぐ組織や、次の一手を見出すべくペネトレーションテストの実施を検討する組織が増えているとしている。以前はハードルが高いと感じる組織が多くみられた脅威インテリジェンスも、活用の幅が広がっているとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 保健所職員が資料を個人用端末で写真撮影、フィッシング詐欺に遭い閲覧された可能性

    保健所職員が資料を個人用端末で写真撮影、フィッシング詐欺に遭い閲覧された可能性

  2. 入学選抜に係わる情報をTeams内に誤って格納、生徒14名がアクセス

    入学選抜に係わる情報をTeams内に誤って格納、生徒14名がアクセス

  3. JR東日本グループ「VIEW’s NET」に不正ログイン被害

    JR東日本グループ「VIEW’s NET」に不正ログイン被害

  4. 住和港運へのランサムウェア攻撃、サーバ内のデータが暗号化され使用できず

    住和港運へのランサムウェア攻撃、サーバ内のデータが暗号化され使用できず

  5. Twilioに高度なソーシャルエンジニアリング攻撃、一部顧客アカウント情報が漏えい

    Twilioに高度なソーシャルエンジニアリング攻撃、一部顧客アカウント情報が漏えい

  6. 社員名を詐称したメールを開封し添付ファイルを実行、従業員3名のパソコンがEmotetに感染

    社員名を詐称したメールを開封し添付ファイルを実行、従業員3名のパソコンがEmotetに感染

  7. マイクロソフトが8月のセキュリティ情報公開、MSDT のリモートでコードが実行される脆弱性は悪用の事実を確認済み

    マイクロソフトが8月のセキュリティ情報公開、MSDT のリモートでコードが実行される脆弱性は悪用の事実を確認済み

  8. 「JUSTオンラインアップデート for J-License」が特定のプログラムを起動する際に実行ファイルのパスが引用符で囲まれていない脆弱性

    「JUSTオンラインアップデート for J-License」が特定のプログラムを起動する際に実行ファイルのパスが引用符で囲まれていない脆弱性

  9. Adobe AcrobatおよびReaderに脆弱性

    Adobe AcrobatおよびReaderに脆弱性

  10. GMOサイバーセキュリティ byイエラエがクレジットカード情報漏えい事故調査機関「PFI」に認定

    GMOサイバーセキュリティ byイエラエがクレジットカード情報漏えい事故調査機関「PFI」に認定

ランキングをもっと見る