仏語話者の犯罪集団 15カ国の銀行から40億円強奪、カスタムマルウェア使わずオープンソースと無料ツールだけの手際 | ScanNetSecurity
2026.03.15(日)

仏語話者の犯罪集団 15カ国の銀行から40億円強奪、カスタムマルウェア使わずオープンソースと無料ツールだけの手際

 セキュリティ専門調査会社によると、フランス語を話す犯罪集団(コードネーム:OPERA1ER)は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの通信業者や銀行などに対して 30 以上のサイバー攻撃を行い、4 年間で 最大 3,000 万ドルを盗み出したといわれている。

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仏語話者の犯罪集団 15カ国の銀行から40億円強奪、カスタムマルウェア使わずオープンソースと無料ツールだけの手際
仏語話者の犯罪集団 15カ国の銀行から40億円強奪、カスタムマルウェア使わずオープンソースと無料ツールだけの手際 全 1 枚 拡大写真

 セキュリティ専門調査会社によると、フランス語を話す犯罪集団(コードネーム:OPERA1ER)は、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの通信業者や銀行などに対して 30 以上のサイバー攻撃を行い、4 年間で 最大 3,000 万ドル(編集部註:約 40 億円)を盗み出したといわれている。

 フランスの通信会社 Orange の CERTコーディネーションセンターと連携した Group-IB の脅威インテリジェンスチームによると、犯罪集団は、被害企業のスタッフを騙して、バックドアマルウェア、キーロガー、パスワードスティーラーを実行させる標的型メールを送信するところから始めている。侵入者は、これらの不正ソフトウェアから盗んだ認証情報を使って、ネットワーク上の Windowsドメインコントローラや、金融機関がトランザクションの詳細を相互に送受信するために使用する SWIFT メッセージング クライアントなどの銀行のバックエンドアプリケーションの管理者レベルの認証情報を取得する。

 最初の侵入の後、オペレーターはステルスかつ円滑に歩を進め、Cobalt Strike や Metasploit などのツールを使って持続性を維持し、3ヶ月から 12ヶ月間ネットワーク上にとどまり、ユーザーのお金を口座間で巧妙に移動、最終的には ATM から現金を引き出す手口を働いていると言われている。


《The Register誌特約記事》

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