Netcomm製ルータに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.11.19(水)

Netcomm製ルータに複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、Netcomm製ルータにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、Netcomm製ルータにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるのは、R6B025より前のバージョンのファームウェアの以下の製品。

NF20
NF20MESH
NL1902

 Netcommが提供するルータには、スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2022-4873)と認証回避(CVE-2022-4874)の脆弱性が存在し、攻撃者によってアプリケーションをクラッシュされる(CVE-2022-4873)、認証を回避してコンテンツにアクセスされる(CVE-2022-4874)可能性がある。さらに、攻撃者が両脆弱性を組み合わせることで、任意のコードを実行される可能性がある。

 2023年1月18日現在、本脆弱性の実証コードの公開を確認している。

 開発者はアップデートを提供しており、JVNでは開発者が提供する詳細情報を確認するよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  2. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  3. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  4. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  5. 著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

    著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

ランキングをもっと見る
PageTop