Netcomm製ルータに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

Netcomm製ルータに複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、Netcomm製ルータにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、Netcomm製ルータにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるのは、R6B025より前のバージョンのファームウェアの以下の製品。

NF20
NF20MESH
NL1902

 Netcommが提供するルータには、スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2022-4873)と認証回避(CVE-2022-4874)の脆弱性が存在し、攻撃者によってアプリケーションをクラッシュされる(CVE-2022-4873)、認証を回避してコンテンツにアクセスされる(CVE-2022-4874)可能性がある。さらに、攻撃者が両脆弱性を組み合わせることで、任意のコードを実行される可能性がある。

 2023年1月18日現在、本脆弱性の実証コードの公開を確認している。

 開発者はアップデートを提供しており、JVNでは開発者が提供する詳細情報を確認するよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

    パソナの派遣社員が独立行政法人に関する情報を不正に持ち出し、削除の要請にも応じず

ランキングをもっと見る
PageTop