SSH 接続の安全性を低下させる攻撃手法「Terrapin Attack」 | ScanNetSecurity
2026.09.19(土)

SSH 接続の安全性を低下させる攻撃手法「Terrapin Attack」

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月26日、SSH接続の安全性を低下させる攻撃手法Terrapin Attackについて「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月26日、SSH接続の安全性を低下させる攻撃手法Terrapin Attackについて「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下のいずれかの暗号方式を利用してSSHプロトコルを実装しているシステム。

ChaCha20-Poly1305
CBCモードを用いたEncrypt-then-MAC

 SSH接続時のハンドシェイク処理では通常はシーケンス番号順にパケットがやり取りされ、途中のパケットが削除された状態で次のパケットを受信するとシーケンス番号が一致しないことが検出され接続が中断されるが、Terrapin Attackでは、SSH接続のハンドシェイク通信を傍受および改ざん可能な攻撃者によりハンドシェイク中にIGNOREメッセージが挿入されると、シーケンス番号の不整合が正常に検出できなくなり、サーバから送信されるEXT_INFOメッセージを削除することも可能となる。EXT_INFOメッセージはSSHのセキュリティを向上させる拡張機能を含むため、EXT_INFOが削除されることでSSH接続のセキュリティ機能が無効化され、SSHの安全性を低下させられる可能性がある。

 JVNでは、使用するSSH実装のアップデート情報を注視し、パッチやアップデートを適用するか、SSH実装で利用している暗号方式を、本手法の影響を受けないAES-GCMなどのアルゴリズムに変更するよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. サーバ上にバックドア等の不正プログラムを設置 ~ 繋が運営するコーポレートサイトに不正アクセス

    サーバ上にバックドア等の不正プログラムを設置 ~ 繋が運営するコーポレートサイトに不正アクセス

  2. ウェブ画面設定誤りが原因「オペラ銀河鉄道の夜」合唱申込フォーム入力の個人情報が閲覧可能に

    ウェブ画面設定誤りが原因「オペラ銀河鉄道の夜」合唱申込フォーム入力の個人情報が閲覧可能に

  3. 警察官を名乗る者から「捜査に必要と求められ」~ 安藤ハザマの名刺情報 5,000件が流出

    警察官を名乗る者から「捜査に必要と求められ」~ 安藤ハザマの名刺情報 5,000件が流出

  4. さくらインターネットが不正アクセス調査結果を発表「さくらのレンタルサーバ」全サーバ再構築など再発防止策を掲げる

    さくらインターネットが不正アクセス調査結果を発表「さくらのレンタルサーバ」全サーバ再構築など再発防止策を掲げる

  5. データベース内の全てのデータを削除 ~「コープやまぐちLINEミニアプリ」に不正アクセス

    データベース内の全てのデータを削除 ~「コープやまぐちLINEミニアプリ」に不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop