総務省サイバーセキュリティタスクフォース資料公開、SBOM強化や施策別予算額一覧ほか | ScanNetSecurity
2024.02.28(水)

総務省サイバーセキュリティタスクフォース資料公開、SBOM強化や施策別予算額一覧ほか

総務省は、1月24日にオンラインで開催された「サイバーセキュリティタスクフォース(第46回)」の資料を公開した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
総務省における主なサイバーセキュリティ関連予算の概要
総務省における主なサイバーセキュリティ関連予算の概要 全 2 枚 拡大写真

 総務省は、1月24日にオンラインで開催された「サイバーセキュリティタスクフォース(第46回)」の資料を公開した。議題は「『ICTサイバーセキュリティ総合対策2023』に基づく取組状況」「最近のサイバー攻撃の動向と対策」「サイバーセキュリティタスクフォースの今後の進め方」の3つとなっている。

 「ICTサイバーセキュリティ総合対策2023」に基づく取組状況では、「情報通信ネットワークの安全性・信頼性の確保」「サイバー攻撃への自律的な対処能力の向上」「国際連携の推進」「普及啓発の推進」の4つについて議論された。それぞれの取り組みにおける予算の概要は図を参照。

 情報通信ネットワークの安全性・信頼性の確保では、IoTセキュリティの強化として、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)による「NOTICE」(サイバー攻撃に悪用される可能性のあるIoT機器を調査し、利用者のへの注意喚起などを行う取り組み)において、調査能力や連携、周知啓発の強化を図る。そのために、情報通信研究機構法の一部を改正などを行う。

 また、通信分野におけるSBOMの導入に向けた調査を実施する。具体的には、通信事業者が実際に運用している設備の一部を対象に、実証事業としてSBOMを導入し方策を整理する。このほか、「eシール」の制度化に向けた検討状況の中間取りまとめの案が示された。

 サイバー攻撃への自律的な対処能力の向上では、サイバーセキュリティ統合知的・人材育成基盤(CYNEX)を構築する。CYNEXはNICTに構築し、産学の結節点として開放する。これに関連し、政府情報端末を活用したサイバーセキュリティ情報の収集・分析に関する実証事業を行う。このほか、NICTのナショナルサイバートレーニングセンターの強化を挙げている。

 国際連携の推進では、日・ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC)プロジェクトが紹介され、活動内容や実績が示された。今後は、センターの活動に関する有志国などとの連携を強化し、研修プログラムの提供・実施を予定している。普及啓発の推進では、地域セキュリティコミュニティ(地域SECUNITY)の強化支援事業が紹介された。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

この記事の写真

/

特集

関連記事

PageTop

アクセスランキング

  1. ダイキン工業の再々委託先の作業者が仕入先情報を不正にダウンロード

    ダイキン工業の再々委託先の作業者が仕入先情報を不正にダウンロード

  2. ゆめタウン運営イズミにランサムウェア攻撃、発注システムに支障あり一部品薄状態も

    ゆめタウン運営イズミにランサムウェア攻撃、発注システムに支障あり一部品薄状態も

  3. JC3、捜査員向けのランサムウェア捜査ハンドブックを出版

    JC3、捜査員向けのランサムウェア捜査ハンドブックを出版

  4. 到来する「脆弱性対策義務化時代」に脆弱性管理サービス「SIDfm」が果たす役割

    到来する「脆弱性対策義務化時代」に脆弱性管理サービス「SIDfm」が果たす役割PR

  5. エレコム製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    エレコム製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop