「baserCMS」にOSコマンドインジェクションなど複数の脆弱性、アップデートを呼びかけ | ScanNetSecurity
2026.03.10(火)

「baserCMS」にOSコマンドインジェクションなど複数の脆弱性、アップデートを呼びかけ

IPAおよびJPCERT/CCは、baserCMSユーザー会が提供する「baserCMS」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月27日、baserCMSユーザー会が提供する「baserCMS」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 影響を受けるシステムは次の通り。

・baserCMS 5.0.8 およびそれ以前のバージョン

 これらのバージョンには、次の脆弱性が存在する。

・サイト内検索機能における反射型クロスサイトスクリプティング(CVE-2023-44379)CVSS v3基本値:6.1
・コンテンツ管理機能における格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2024-26128)CVSS v3基本値:5.4
・OS コマンドインジェクション(CVE-2023-51450)CVSS v3基本値:8.1

 想定される影響は各脆弱性により異なるが、次のような影響を受ける可能性がある。

・当該製品を使用しているサイトにアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2023-44379)
・当該製品の管理画面にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2024-26128)
・遠隔の第三者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2023-51450)

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。この脆弱性は、「baserCMS 5.0.10」で修正されている。

 これらの脆弱性は、次の方々によりIPAに報告された。
・内田裕介氏(CVE-2023-44379)
・GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の石井健太郎氏(CVE-2024-26128)
・谷崎俊介氏(CVE-2023-51450)

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解

    L2 スイッチでゼロトラストを実現、「セキュリティ予算」でなく「ネットワーク機器予算」で導入 ~ パイオリンクが語る超現実解PR

  2. 誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

    誤操作の発覚を恐れて委託先社員がログから記録を削除・変更したことが原因 ~ JAL「手荷物当日配送サービス」システム障害

  3. 第一生命グループ 保険代理店 28 社から出向者 64 名が不適切な情報取得

    第一生命グループ 保険代理店 28 社から出向者 64 名が不適切な情報取得

  4. サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

    サイバー兵士が「主要戦力」に昇格 ~ 米国防総省がサイバー攻撃実施を公然と認める

  5. 約13万人の患者情報が漏えい ~ 日本医科大学武蔵小杉病院へのランサムウェア攻撃

    約13万人の患者情報が漏えい ~ 日本医科大学武蔵小杉病院へのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop