2023年届出件数 過去最高 100万件超え「フィッシングレポート 2024」公開 | ScanNetSecurity
2026.01.12(月)

2023年届出件数 過去最高 100万件超え「フィッシングレポート 2024」公開

 フィッシング対策協議会 技術・制度検討ワーキンググループは6月4日、フィッシングの被害状況や攻撃技術・手法などをとりまとめた「フィッシングレポート 2024」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
国内のフィッシング情報の届け出件数
国内のフィッシング情報の届け出件数 全 2 枚 拡大写真

 フィッシング対策協議会 技術・制度検討ワーキンググループは6月4日、フィッシングの被害状況や攻撃技術・手法などをとりまとめた「フィッシングレポート 2024」を発表した。

 「フィッシングレポート 2024」では、フィッシングの国内外の状況やこの1年の動向、フィッシングの被害事例、SMSを用いたフィッシング詐欺についての意識調査、Googleと米Yahoo!の迷惑メール対策の強化について解説するとともに、同会WGの活動についてまとめている。

 同レポートによると、2023年のフィッシング情報の届け出件数は過去最高の100万件を超えた1,196,390件となり、2022年と比較し約1.23倍と増加している。2023年にフィッシングにブランド名を悪用された件数は212件で、悪用された分野は金融系が41ブランド、クレジットカード・信販系が34ブランド、通信事業者・メールサービス計が25ブランド、EC系が18ブランド、オンラインサービス系が15ブランドであった。

 送信元メールアドレスに正規サービスのドメイン名を使用した「なりすまし」送信メールについて、2023年は観測しているメールアドレスで受信したフィッシングメールのうち、平均 約74.9%、最大で91.9%が「なりすまし」送信メールであった。同レポートでは、正規に送信されたメールであることを認証できる送信ドメイン認証技術(DMARC)が有効であるとし、ドメインホルダーである事業者やメールサービス提供事業者には、DMARCの正式運用(認証失敗したメールは隔離、受信拒否のポリシー)と、その技術を利用して正規メールにブランドアイコンが表示されるなどのフィッシング対策機能「BIMI(Brand Indicators for Message Identification 等)の実装を推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

  4. 複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

    複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

  5. ショーケース社への不正アクセス「ABC-MART公式オンラインストア」利用者カード情報漏えい

    ショーケース社への不正アクセス「ABC-MART公式オンラインストア」利用者カード情報漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop