GStreamer が提供する「ORC」にバッファオーバーフローの脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

GStreamer が提供する「ORC」にバッファオーバーフローの脆弱性

IPAおよびJPCERT/CCは、GStreamerが提供する「ORC」にスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在するとに「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月26日、GStreamerが提供する「ORC」にスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 通常、GStreamerのプラグイン開発に利用されるOCRのorcparse.cには、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2024-40897)が存在する。CVSS v3による基本値は7.0。影響を受けるシステムは次の通り。

ORC 0.4.39より前のバージョン

 この脆弱性により、ORCコンパイラを利用して開発を行う際に細工されたファイルを処理した場合、ビルド環境で任意のコードが実行される可能性がある。結果として、開発用のマシンまたはCIビルド環境が侵害される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお、この脆弱性はNTTセキュリティホールディングス株式会社の川古谷裕平氏が報告を行っている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  2. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  3. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

  4. Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

    Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

  5. 日本製鉄ホームページで不審な認証画面

    日本製鉄ホームページで不審な認証画面

ランキングをもっと見る
PageTop