rsync に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

rsync に複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月15日、rsyncにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月15日、rsyncにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

rsync バージョン 3.3.0 およびそれ以前

 rsyncには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・ヒープベースのバッファオーバーフロー(CVE-2024-12084)
→システム上で任意のコードが実行されたり、rsyncサービスを停止されたりする

・メモリバッファエラー(CVE-2024-12085)
→システム上のメモリ情報が漏えいする

・エラー処理の不備(CVE-2024-12086)
→ rsyncを用いて悪意のあるサーバにアクセスした際、システム上のファイル情報が不正に取得される

・パストラバーサル(CVE-2024-12087)
→--inc-recursive オプションが有効となっている際に、目的のディレクトリ外のパスに任意のファイルを書き込まれる

・パストラバーサル(CVE-2024-12088)
→--safe-links オプションによる保護を回避され、目的のディレクトリ外のパスに任意のファイルを書き込まれる

・シンボリックリンク処理時の競合状態(CVE-2024-12747)
→権限を昇格された状態で目的のディレクトリ外のパスにアクセスされる

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新バージョンにアップデートするよう呼びかけている。なお、一連の脆弱性を修正したバージョン3.4.0がリリースされている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  2. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  3. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

  4. Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

    Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

  5. 経産省、安全なセキュリティ業者の「認定制度」創設へ 2027年度運用開始を目指す

    経産省、安全なセキュリティ業者の「認定制度」創設へ 2027年度運用開始を目指す

ランキングをもっと見る
PageTop