メールサーバの 60 %が DMARC 実装 ~ デージーネット調査 | ScanNetSecurity
2025.10.11(土)

メールサーバの 60 %が DMARC 実装 ~ デージーネット調査

 株式会社デージーネットは1月22日、メールサーバの安全性について課題の傾向・考察をまとめた統計レポートを発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
DMARCに対応しているか
DMARCに対応しているか 全 3 枚 拡大写真

 株式会社デージーネットは1月22日、メールサーバの安全性について課題の傾向・考察をまとめた統計レポートを発表した。

 同レポートは2024年1月から2024年12月に、同社が提供するメールサーバセキュリティ診断サービス「MSchecker」で実施したセキュリティ診断344件の集計結果をまとめたもの。

 調査結果によると、60%のメールサーバがDMARCを実装しており、2023年から24%増加していた。また、「安全(SPF/DKIM両方の実装と認証の合格)」の割合が2023年と比較し4%増加し、62%となった。SPF/DKIM両方の実装が無いケースの割合は203年から1%減少し6%であった。

 MScheckerでセキュリティ診断を受けたドメインのうち、「危険」と判定されていたメールサーバは、2023年の1%から0%に減少した他、「メールシステム要改善」が9%減少し、「DNS等要改善」が6%増加していることから、メールセキュリティ対策の実装は進むも、DNSSEC等の周辺対策がまだ行われていないことが判明した。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

    銀行内部の顧客格付け情報が漏えい 常陽銀行

  2. 古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

    古野電気への不正アクセス、高度な手法を用いてのサイバー攻撃を受けたと判断

  3. 自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

    自称 “トヨタカローラ ペネトレーション” を武器にサイバー犯罪帝国に挑んだ研究者

  4. 「職員はダブルチェックが漏えい防止のための重要なプロセスであることの認識が低く怠った」東京労働局でのメール誤送信

    「職員はダブルチェックが漏えい防止のための重要なプロセスであることの認識が低く怠った」東京労働局でのメール誤送信

  5. 日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

    日本セラミックへのランサムウェア攻撃、新たに取引先・関係者に関する情報流出が判明

ランキングをもっと見る
PageTop