パッチ・チューズデー無視のすゝめ | ScanNetSecurity
2026.10.23(金)

パッチ・チューズデー無視のすゝめ

 ガートナーのリサーチ担当バイスプレジデント クレイグ・ローソン氏は 5 月に開催された同社のインフラストラクチャ、オペレーション&クラウド戦略カンファレンスで、次のように話した。「これまでまだ誰も パッチを適用することによって脅威アクターに対して大勝利をおさめたことはありません」と。ローソン氏によれば、これまでにハイパースケーラーや銀行、小売業者、政府機関とパッチ適用について話し合ってきたが、きちんとパッチを当て続けることができている企業や機関など 1 つもなかったという。

国際 TheRegister
(イメージ画像)
(イメージ画像) 全 1 枚 拡大写真

 パッチ・チューズデーが再び巡ってきた。しかし、提供される修正プログラムを慌てて実装しなかったとしても短期的にセキュリティが悪化することは一切なく、むしろ将来的に向上するかもしれない。

 これが、アナリスト企業ガートナーのリサーチ担当バイスプレジデント クレイグ・ローソン氏の意見である。ローソン氏は 5 月に開催された同社のインフラストラクチャ、オペレーション&クラウド戦略カンファレンスで、次のように話した。「これまでまだ誰も パッチを適用することによって脅威アクターに対して大勝利をおさめたことはありません」と。

 ローソン氏によれば、これまでにハイパースケーラーや銀行、小売業者、政府機関とパッチ適用について話し合ってきたが、きちんとパッチを当て続けることができている企業や機関など 1 つもなかったという。

 そのため、ほとんどの組織は自らの「脅威負債」レベル(既知だが未修正のセキュリティエクスポージャーに焦点を当てた技術的負債の評価基準)を把握できておらず、パッチ適用のスピードを上げることがその負債を減らす方法であるという誤った考えを持っていると、ローソン氏は考えている。

 ローソン氏はそれを、愚かなことと考える。なぜなら、開発者はユーザーが安全に実装可能な量を超えるパッチを出すからだ。

《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 近畿大学、Google Classroom上で誤って受講生の個人情報が記載されたシートを含むファイルを掲載

    近畿大学、Google Classroom上で誤って受講生の個人情報が記載されたシートを含むファイルを掲載

  2. 日本郵政「ゆうゆうポイントサイト」を緊急サービス停止

    日本郵政「ゆうゆうポイントサイト」を緊急サービス停止

  3. 電子書籍販売サイト「Renta!」への不正アクセスの可能性

    電子書籍販売サイト「Renta!」への不正アクセスの可能性

  4. 学校法人修道学園に不正アクセス、漏えいのおそれがある情報に学生に関するものは含まれず

    学校法人修道学園に不正アクセス、漏えいのおそれがある情報に学生に関するものは含まれず

  5. 佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

    佐川急便「お荷物問い合わせサービス」に不正アクセス 第4報

ランキングをもっと見る
PageTop