Nimesa Backup and Recovery に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.09(火)

Nimesa Backup and Recovery に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月7日、Nimesa Backup and Recoveryにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月7日、Nimesa Backup and Recoveryにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の川根健太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2025-48501
Nimesa Backup and Recovery v2.3
Nimesa Backup and Recovery v2.4

・CVE-2025-53473
Nimesa Backup and Recovery v3.0.2025062305より前のバージョン
Nimesa Backup and Recovery v2.3
Nimesa Backup and Recovery v2.4
※影響を受けるバージョンは既にサポートが終了している

 Nimesaが提供するNimesa Backup and Recoveryには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-48501)
→当該製品が動作しているサーバ上で任意のOSコマンドを実行される

・サーバサイドリクエストフォージェリ(CVE-2025-53473)
→内部サーバへ意図しないリクエストを送信される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

    ITコンサル企業、特別損失 73,000,000 円計上 ~ 連結子会社への不正アクセス受け

  2. セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

    セキュリティイベントのヘルパーリスト、女性不在で炎上

  3. 2025年12月期決算発表を延期 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    2025年12月期決算発表を延期 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  4. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  5. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop