Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置 | ScanNetSecurity
2026.09.01(火)

Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

 ルクセンブルクとブリュッセルを拠点とする消費者権利団体 Euroconsumers は書簡を送り、デジタル市場法やデジタルコンテンツ指令に沿っていないと主張した。これを受けて、Microsoft は方針を再考したようだ。最新の書簡で、Euroconsumers の訴訟責任者マルコ・シアルドーネは述べている。「Microsoft が欧州経済領域(EEA)の Windows 10 コンシューマーユーザーに無料の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)オプションを提供することを知り、嬉しく思います」

国際 TheRegister
https://www.euroconsumers.org/wp-content/uploads/2025/07/Letter-to-Windows.pdf
https://www.euroconsumers.org/wp-content/uploads/2025/07/Letter-to-Windows.pdf 全 1 枚 拡大写真

 Microsoft は、欧州経済領域(EEA)の消費者に対し、まもなくサポート終了となる Windows 10 の無条件延長サポートを提供することになった。

 昨年 10 月、世界中のユーザーは、2025 年 10 月 14 日の Windows 10 サポート終了日以降も、30 ドルの一回限りの料金(現地レートが適用)を支払えば、1 年間の延長セキュリティ更新プログラムを受けられると告げられた。その後、今年 6 月に Microsoft は「無料」オプションを提供したが、それには顧客が Microsoft Reward ポイントを使うか、Windows バックアップを使用してクラウドに設定を同期する必要があった。

 しかし、ルクセンブルクとブリュッセルを拠点とする消費者権利団体 Euroconsumers は、これでは不十分だと判断した。7 月、同団体はレドモンドに書簡を送り、この方針がデジタル市場法やデジタルコンテンツ指令に沿っていないと主張した。さらに言えば、EU の持続可能性目標にも反しているとした。

 これを受けて、Microsoft は方針を再考したようだ。Microsoft と Euroconsumers 間の書簡でそれが明らかになり、今週 Tweakers が報じた

 Microsoft への最新の書簡で、Euroconsumers の訴訟責任者マルコ・シアルドーネは次のように述べている。

 「Microsoft が欧州経済領域(EEA)の Windows 10 コンシューマーユーザーに無料の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)オプションを提供することを知り、嬉しく思います」

《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)に不正アクセス、外部機関からの情報提供で発覚

    国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)に不正アクセス、外部機関からの情報提供で発覚

  2. ギグワークスのサーバに不正アクセス、攻撃者に目視で個人情報が閲覧された可能性を否定できず

    ギグワークスのサーバに不正アクセス、攻撃者に目視で個人情報が閲覧された可能性を否定できず

  3. インシデント対応やフォレンジックの実践力を強化 ~ NRIセキュアが新研修「セキュアWings」提供

    インシデント対応やフォレンジックの実践力を強化 ~ NRIセキュアが新研修「セキュアWings」提供

  4. 大仙のシステムに不正アクセス、社内全システム遮断し受注出荷業務に影響

    大仙のシステムに不正アクセス、社内全システム遮断し受注出荷業務に影響

  5. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、レンタルサーバCPIへの影響が明らかに

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムへの不正アクセス、レンタルサーバCPIへの影響が明らかに

ランキングをもっと見る
PageTop