青森県むつ市は9月25日、国勢調査に係る個人情報の紛失について発表した。
これは9月20日午前9時から12時に、国勢調査員が担当調査区を巡回訪問調査した際に、訪問先で聴き取りした世帯の住所および世帯主の氏名を一時的に付箋用紙に記入し、同日午後3時頃に自宅で付箋用紙に記入した情報を調査用紙「調査世帯一覧」に転記しようとしたところ、4世帯分(4枚)の付箋用紙の紛失が判明したというもの。
当該調査員は翌9月21日に担当調査区を捜索したが、付箋用紙の発見に至らず、同日午後3時35分に同市担当者に報告している。
同市では、付箋用紙という落下・紛失しやすい媒体に個人情報を記入し、その管理が不十分だったことが原因としている。
同市では9月22日、23日に対象世帯を訪問し謝罪している。なお訪問時に、1世帯から当該世帯分の付箋用紙1枚が発見されたため、回収している。
同市では今度の調査にあたり、個人情報を付箋用紙等の落下・紛失しやすい媒体に記入することを禁止し、所定の用紙(「調査世帯一覧」の写し)を使用することに統一し徹底するとのこと。