GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は10月9日、「GMOサイバー攻撃ネットde診断 ASM」の新プロダクトビジョンとして、「複雑化するセキュリティ運用をシンプルにし、“何から対策すべきか”を可視化する」を策定したと発表した。同ビジョンを体現する第一弾として、「ダークウェブ ID/パスワード 流出監視機能」の提供を同日から開始する。
「GMOサイバー攻撃ネットde診断 ASM」は、2023年のサービス開始以降、アタックサーフェスマネジメント(Attack Surface Management、ASM)ツールとしての機能を整備し、現在までに累計300万回を超える診断を提供し、自社が保有するIT資産へのサイバーセキュリティ対策を可視化するツールとして成長している。
新プロダクトビジョン「複雑化するセキュリティ運用をシンプルにし、“何から対策すべきか”を可視化する」の策定で、「GMOサイバー攻撃ネットde診断 ASM」はASMの枠を超え、セキュリティ知識の有無を問わず、ユーザーが「何から対策すべきか」が一目で分かるセキュリティプラットフォームに段階的に進化を続けるという。
新ビジョンを体現する第一弾の機能として10月9日から提供となる「ダークウェブ ID/パスワード 流出監視機能」では、「GMOサイバー攻撃ネットde診断 ASM」のユーザーが、自社ドメインに紐づくIDやパスワードといった認証情報が、ダークウェブに漏えいしているか否か確認することが可能で、ユーザーが自社のIT資産のID/パスワードがダークウェブに漏えいしている場合、パスワード変更や二要素認証設定といった対策を優先的に進めるべきIT資産を判断できるようになる。
「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」事業責任者の同社プロダクトサービス本部 本部長の津田慎也氏は「2023年の提供開始以降、「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」は多くのお客様にご利用いただいてきました。一方で「セキュリティ対策の必要性は理解しているが、何から着手すべきかわからない」、「ツールを利用しても指摘事項が多すぎて優先順位付けに悩む」という声も数多くいただいております。こうした課題に真に寄り添うプロダクトに進化させるべく、新たなビジョンを策定しました。」とコメントしている。