AI エージェントが乱立し早い段階で制御不能に ~ ガートナー警鐘 | ScanNetSecurity
2026.05.30(土)

AI エージェントが乱立し早い段階で制御不能に ~ ガートナー警鐘

 ガートナージャパン株式会社(Gartner)は3月16日、2028年までの間、セキュリティ対策が十分ではないAIエージェントはサイバー攻撃の温床となる可能性があるとの見解を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 ガートナージャパン株式会社(Gartner)は3月16日、2028年までの間、セキュリティ対策が十分ではないAIエージェントはサイバー攻撃の温床となる可能性があるとの見解を発表した。

 ユーザーに代わり社内システムに自由にアクセスできるAIエージェントは、サイバー攻撃者にとっては「企業のデータにいつでも自由にアクセスできる格好の手段」になり得るため、セキュリティへの考慮がないままAIエージェントを導入すると、「誰が何にために作ったエージェントなのか」が不明なAIエージェントが乱立し始め、早い段階で制御不能となり、その結果、エージェントの外見だけでは従業員による「正規のエージェント」なのか、サイバー攻撃者が作成した・乗っ取った「ニセモノのエージェント」なのか見分けがつかなくなるという。

 同社では、AIエージェントによるアクセスが正規のものなのかを確認するために、AIエージェントの場合でも認証は必要となるが、これまでの人間向けの認証手法はAIエージェントには適用できないため、新たな認証メカニズムが必要になるとしている。

 また同社は、2028年までの間、企業にとって最も深刻な情報漏えいの原因が、AIエージェントを経由したものになるという仮説も立てている。

 同社シニア ディレクター アナリストの矢野薫氏は「AIエージェントがサイバー攻撃の温床とならないよう、企業はエージェントが社内で増加する前に、今のうちにAIエージェントの識別、認証、権限管理のためのプロセスを確立することが重要です」とコメントしている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 最終出社日(春分の日前日)の夜にクラウドから取引先個人情報ダウンロード 翌営業日検知し面談 事実と認める

    最終出社日(春分の日前日)の夜にクラウドから取引先個人情報ダウンロード 翌営業日検知し面談 事実と認める

  2. 添付ファイル分離メールサーバに第三者からサイバー攻撃、メールアドレスと添付ファイルが漏えいした可能性

    添付ファイル分離メールサーバに第三者からサイバー攻撃、メールアドレスと添付ファイルが漏えいした可能性

  3. アクサのペット保険のシステムへの不正アクセス、第 2 報公表の漏えい可能性がある個人情報の内訳を修正

    アクサのペット保険のシステムへの不正アクセス、第 2 報公表の漏えい可能性がある個人情報の内訳を修正

  4. OCN メールアカウント乗っ取り被害、D style web で不正なポイント交換申請発生

    OCN メールアカウント乗っ取り被害、D style web で不正なポイント交換申請発生

  5. CSアカウンティングに不正アクセス、EDR が不審な動作を検知し隔離

    CSアカウンティングに不正アクセス、EDR が不審な動作を検知し隔離

ランキングをもっと見る
PageTop