独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月26日、RATOC RAID監視マネージャー(Windows用)のインストーラーにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の松本一真氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
RATOC RAID監視マネージャー(Windows用)2.00.009.260220より前のバージョン
ラトックシステム株式会社が提供するRATOC RAID監視マネージャー(Windows用)のインストーラーには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。
・ファイル検索パスの制御不備(CVE-2026-28760)
→細工されたDLLファイルを一緒に置くように誘導された場合、管理者権限で任意のコードを実行される
・インストール時の不適切なファイルアクセス権設定(CVE-2026-32680)
→初期設定と異なるディレクトリにインストールした場合、インストール先ディレクトリに対するACLが適切な内容に設定されず、管理者権限を持たないユーザがディレクトリ内を自由に改変できる可能性があり、結果として、管理者権限を持たないユーザによってSYSTEM権限で任意のコードを実行される
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにRATOC RAID監視マネージャー(Windows用)を最新版へアップデートするよう呼びかけている。
