美容室向けヘア化粧品を製造する東証プライム上場企業のコタ株式会社は6月5日、3月30日に公表したサイバー攻撃によるシステム障害について、第4報を発表した。
同社では3月27日に、一部の社内PC端末で動作不良の発生を確認したため、社内調査を行ったところ、第三者からの不正アクセスを確認したため、すべてのサーバ及び社内PC端末等をネットワークから遮断する等の措置を講じるとともに、外部専門家と連携して調査とシステム障害からの復旧に向けた対応を開始していた。
外部専門家による調査の結果、外部からの不正アクセスで一部のサーバ及び社内PC端末等がランサムウェアに感染し、データ等が暗号化されていることが判明している。なお現時点で、個人情報の漏えいやその他の情報が不正に利用された等の被害は確認されていない。
同社では、本事案が2026年3月期の業績に与える影響については精査中だが、システム障害発生後から現在に至るまで同社製品の生産、受注及び出荷業務については継続しており、本事案への対応費用を計上するが、業績に与える影響は限定的となる見通しという。
同社ではフォレンジック調査等の結果に基づき、ネットワークやサーバ環境の再構築と強化を含めたシステムの復旧とセキュリティ体制のさらなる強化等を進めることで、サイバー攻撃への堅牢性を高めるとのこと。

